【神戸市灘区】六甲高山植物園で激レア植物『ギンリョウソウモドキ』に出会いました♪ 「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」も開催中
開幕中の「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」の展示場の一つである、六甲高山植物園で、超貴重な植物「ギンリョウソウモドキ」に出会いました♪
ギンリョウソウモドキ って?
六甲高山植物園で、あの幻の植物「ギンリョウソウモドキ」が開花中です!

ギンリョウソウモドキ
ギンリョウソウモドキが珍しいワケ
ギンリョウソウモドキは、地上に出てくるのが花の時期(秋)だけ。しかもその年の気温・湿度・地中環境など条件がピタッと合わないと出てこない植物だそうです。
2015年に開花を確認。その後 6年間も音沙汰なし! ようやく2022年に再登場。そして今年2025年!秋だから見れるという植物でもないそうです。
ギンリョウソウモドキは葉緑素を持たず、菌類から栄養をもらう「菌従属栄養植物」。
つまり、太陽の光に頼らずに生きている植物。これって植物界では超マイノリティらしい…。

ギンリョウソウモドキ
「ギンリョウソウモドキ」とつくからには、「ギンリョウソウ」という名の植物があるということが容易に想像できますよね。

ギンリョウソウモドキ
先に見つかったのが『ギンリョウソウ』。その後に似た植物が発見されて、「ギンリョウソウに似てるけど別種だね」ということで 『ギンリョウソウモドキ』という名前がつけられたんだそうです。
ギンリョウソウモドキ → 秋(9~10月)に開花
ココまで書いたから「ギンリョウソウ」も気になりますよね。下の写真が初夏に大山で撮影したもの。漢字で書くと、銀竜草。確かに横からみると、タツノオトシゴに似ていますよね。

ギンリョウソウ
花の命は短くて、あと1週間くらいで見納めかもしれないとのことなので、ピンときた方はお早めに!!
神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond
六甲高山植物園には、ミーツ・アート2025公募大賞 グランプリ作品である、「しらす、山に昇る」という作品が展示されています。
近寄ってみると…、これがしらすがモチーフなんですね。
その他、いたるところにアート作品が展示されています。
森の中にアートが溶け込み、自然の音や光、風までもが作品の一部みたい。
貴重な植物「ギンリョウソウモドキ」と、最先端の現代アート。どっちも楽しめるって、ほんとに一挙両得!!
まだまだ下界では、暑い日が続いてますが、六甲山にはすでに秋の気配が…。六甲山で“自然とアートの出会い”を体感してみませんか?