【神戸市灘区】祝!廃墟の女王『摩耶観光ホテル』跡地が、国の登録有形文化財へ!六甲山、西隣のお山が「摩耶山」です。
長崎県「軍艦島」の『廃墟の王』に対して、神戸市の摩耶山の中腹に建つ「摩耶観光ホテル」跡は、『廃墟の女王』とも呼ばれています。
この『摩耶観光ホテル』跡地が、国の登録有形文化財へ答申されたそうです。
摩耶山南麓中腹に建つもとホテル。
L字形平面を持つ地下2階、地上2階建ての鉄筋コンクリート造で、四層の外観各階に水平連続庇(れんぞくびさし)をまわして曲面を強調し、大きな開口を開ける。内部の大ホールや大食堂は、コンクリートの大梁(おおばり)を表して大空間を分節し、舞台等の内装にアールデコ調意匠をみせる。かつての山上リゾート施設の有様を示す。
旧摩耶観光ホテルは、かなり老朽化が進んでおり、一般の人は、立ち入り禁止です。月に1回程度開催されている、「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウオーク」に参加することで、間近で見ることができます。
このツアーかなりの激戦。今回、国の登録有形文化財に決定したことで、一層予約が大変になりそうですね…。
【神戸市灘区】感動!廃墟の女王『摩耶観光ホテル』に近づける唯一の方法!「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」に参加して来ました!
#マヤカン保存プロジェクト の一環で、神戸にある「摩耶観光ホテル」を特別な許可を頂きフォトグラメトリ用の撮影をさせて頂きました。マヤカンは「廃墟の女王」とも言われますが、360度3Dカメラやフォトグラメトリを使って、この貴重な建築物をデジタルアーカイブ化する活動を行っていきます。 pic.twitter.com/Fu7goyl9DI
— 大西さん (@2012apocalypsis) November 12, 2019
ちなみに、まやビューライン・ロープウェー乗車中に、海側を眺めると、摩耶観光ホテルの跡地を見ることができます。
まやロープウェーに乗車の際は、ぜひ、振り返って「旧摩耶観光ホテル」をみつけて下さいね。