【神戸市灘区】癒される~♪神戸で唯一の観光茶園「静香園」へ行ってきました!阪急王子公園から摩耶山に向かってGO!
摩耶山の地図を眺めていると、神戸市灘区に「観光茶園」の文字を発見!
これは、訪問しなくては…。
明治時代、お茶の輸出を取り扱うことができたのは、横浜・長崎・神戸の3港のみ。
当時お茶は生糸とならぶ重要な輸出商品で、現在の神戸市灘区原田通から中央区割塚通り一帯は茶畑だったそうです。そして、ここで採れたお茶を神戸港から輸出。しかし、神戸のお茶の輸出は急速に衰退。大正六年には消滅してしまったそうです。
…大正六年を以て明治初年より実に五十年間神戸の名物と唄われし異人邸の茶蔵は全滅するに至りたり、その最大原因たるは駿遠清水港に於る輸出場の新設と静岡再製場の荷物吸収、関西茶の品質改良の遅延、需要地に於る購買力の減少、製産費の膨張と共に産額減少、神戸市場出廻り数の減少、茶業者一般の利益稀薄、場合に依りては損失の少からざる事等がその重きをなせり…
神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 茶(2-097)
大阪新報 1918.1.1-1918.1.4 (大正7)
その後、昭和51年に100年ぶりに復活したのが、神戸市内唯一となる、この観光茶園「静香園」らしいのです。
コロナ禍で、2020年・21年と茶摘み体験は、中止になったそうですが、例年であれば5月に、茶摘み体験が出来るそうです。
どうですか!このロケーション♪緑が眩しい(≧▽≦)お茶まんじゅうセット 600円を注文しました。
新茶が甘くて、美味しい~。
お湯のポットを置いてくれていますので、自由のおかわり出来ます。
お茶はもちろん、お饅頭なども購入することが出来ます。
営業日は、土日祝営業。雨の場合は休業。
観光茶園「静香園」へは、摩耶山への登山道の一つである、青谷道の途中にあります。
阪急王子公園駅から、青谷道の入口までが20分程。登山道から茶園まで15分程なので、かなり休憩を取りながら歩いても、1時間かからずに茶園まで到着することができます。
観光茶園「静香園」までは、一本道ですので、道なりに進めば茶園に到着します。
木が茂っているので、木漏れ日の中ウォーキングを楽しめます。特別に危険な箇所もありません。
幟(のぼり)が見えたら到着です。
近場でリフレッシュできる茶園いかがでしょうか?