【神戸市灘区】売却額100億!! 関西学院発祥の地、原田の森 新キャンパス復活に向けて始動。開校は、2029年~2031年頃
兼ねてから整備計画が進められていた、王子公園の大学誘致再整備で、神戸市と学校法人関西学院(兵庫県西宮市)が、2023年12月22日で、基本協定を締結したと発表されました。
神戸市と学校法人関西学院との基本協定の締結~王子公園再整備にかかる大学設置・運営事業~(神戸市HP)
王子公園のこの辺り、旧地名は「摂津国莵原郡原田村字王子」。「原田の森」と呼ばれていたキャンパスは、関西学院大学の発祥の地。神戸文学館前の石垣には、文字も刻まれています。創設は、1889年(明治22年)。
現在、「神戸文学館」と呼んでいる建物は、元は明治37年に建てられた関西学院の礼拝堂。建設費を寄付した実業家の名前から「ブランチ・メモリアル・チャペル」と呼んでいたそうです。
昭和4年の学院の西宮移転後、戦災にもあうも、戦後は神戸市が買収し長らく王子商館として使用。
平成5年、戦災で失われた鐘塔を復元するなどして市民ギャラリーへ。そして、平成18年に神戸ゆかりの文学作品や文学者の遺品その他の資料を展示する「神戸文学館」として生まれ変わりました。明治の洋風教会建築では、市内最古のものだそうです。
今回、関西学院のキャンパスの建設場所に決まったのは、現在の「王子スタジアム」辺り。
今後の流れ
基本協定締結:2023年12月22日
土地譲渡契約締結:2024年中(予定)
開校:2029年から2031年頃
基本協定締結:2023年12月22日
土地譲渡契約締結:2024年中(予定)
開校:2029年から2031年頃
どんな風に変わるのか、楽しみにしたいと思います。
神戸市灘区王子町2丁目1