【神戸市灘区】あの「桜のトンネル」の桜が半数以上伐採…。梅雨の晴れ間、現地を訪れると切り株にはキノコが生えているものも…
神戸市灘区、摩耶ケーブル駅近くにある「桜のトンネル」。
約400メートルにわたって桜並木が続き、満開の季節には、道路を覆うように桜のアーチができる人気スポットです。筆者も過去に何度も訪れています。

満開を迎えた時期には、坂道の上から下まで淡いピンク色に包まれ、カメラやスマートフォンを構える人の姿があちらこちらに。「全員がカメラマン」と言いたくなるほど、多くの人が撮影を楽しんでいました。

そんな「桜のトンネル」で、多くの桜が伐採されることになったと知り、2026年の梅雨の晴れ間に現地を訪れてみました。以前は桜の木が並んでいた坂道。

現在は、ところどころに大きな切り株が残されています。近づいて切り口を見てみると……。

幹の中心部分が大きく空洞になっていたり、内部が崩れるように傷んでいたりするものもありました。

よく見ると、なんとキノコ!

外から眺めているだけでは分かりませんでしたが、伐採後の切り株を見ると、「中はこんな状態だったんだ……」と、驚かされます。

伐採されたのは、桜のトンネルだけでなく、摩耶ケーブル駅の通りのサクラも伐採。
神戸市では、2024年に中央区の市道で高さ約16メートルのケヤキが倒れたことを受け、2025年度に市内の街路樹約10万本を緊急点検。桜約1,800本を含む、およそ1万5,000本が伐採対象になったと報じられています。

切り株の周囲には、黄色と黒のテープが巻かれていました。長年、毎年のように美しい花を咲かせてきた桜。見慣れた木々がなくなった坂道には、やはり寂しさを感じますね。

多くの木が樹齢約80年を迎え、幹の内部で空洞化などが進んでいたそうです。神戸市は、若い桜の木へ植え替える方針とのことですが、以前のような桜のアーチが再びできるまでには、10年以上かかる見通しだそうです。

同じ風景をすぐに見ることはできませんが、新しく植えられる桜が少しずつ育ち、次の世代の「桜のトンネル」をつくってくれる日を、ゆっくり待ちたいですね。
※満開の桜の写真は過去に撮影したものです。
- 住所
- 神戸市灘区国玉通4丁目1−16






