【神戸市】11月23日封切 映画「母性」戸田恵梨香さん&永野芽郁さんが、神戸の各地でロケ! 灘丸山公園・六甲アイランド・太田酒造迎賓館?!
2022年11月23日より、湊かなえさん原作の映画「母性」が封切られます。この映画、神戸の各地でロケが行われたようです。
神戸でのロケ地というと、「BE KOBE」のモニュメントのあたりや「ハーバーランド」・「南京町」などがすぐに思い浮かびますが。今回は、どうやら違うようです。
監督:廣木隆一
主演:戸田恵梨香・永野芽郁
ロケ地:
灘丸山公園・須磨浦公園・六甲アイランドリバーモール・六甲アイランドシティモール・太田酒造迎賓館
神戸フィルムオフィス
神戸フィルムオフィスは、神戸市のフィルムコミッションとして2000年9月に設立されました。以来、行政やまちの方々からの理解を得て、規模の大小に関わらず、様々な撮影サポートをしています。
ロケ地:灘丸山公園(神戸市灘区)
灘丸山公園は、蒼井優さん主演映画「彼女がその名を知らない鳥たち」のクライマックスシーンでもロケが行われた場所。
その他、数々のドラマや映画でロケ地として使用されています。
かなり勾配の急な坂を上った先に公園がありますが、普段は人も少なく、しかも駐車場が完備されているので、ロケ地として使いやすいのかも…。
戸田恵梨香さんの出身中学校は、神戸市灘区にある神戸市立鷹匠中学校なので、子どもの頃にこの場所を訪れていても不思議ではないぐらいの地元です。
灘丸山公園
ロケ地:須磨浦公園(神戸市須磨区)
須磨浦公園とは正確には、どこの辺りまでになるのでしょうか…。
一般的に、イメージするのは、国道2号線沿い山側に広がる松林沿いの公園ですが…。
「須磨浦公園総合案内板」の地図を見ると、須磨浦山上遊園・須磨海釣り公園まで、掲載された地図になっています。
どの辺りが撮影で使われているのか、楽しみに鑑賞したいと思います♪
須磨浦公園
ロケ地:六甲アイランドリバーモール(東灘区)
そして、六甲アイランドリバーモール。こちらでは、2021年5月に撮影が行われたようで、戸田恵梨香さんと永野芽郁さんの目撃情報がTwitterで、拡散されていました。
5月のロケだったとのことなので、RICローズガーデン (六甲アイランドバラ園)が、映っていないかなぁ…。
六甲アイランドリバーモール
ロケ地:六甲アイランドシティモール(東灘区)
六甲アイランドシティモールって、どこ? 検索しても、ズバリではヒットしません。
さらに探すと…。「かもめ薬局 六甲アイランド店」の住所で、シティモールの名前を発見!
見つけました!!
シェラトンスクエア・神戸ベイシェラトンホテル&タワーと六甲アイランドビル・六甲アイランド甲南病院などのアーケードとなっている通路部分を「シティモール」と呼ぶようです。
六甲アイランドシティモールとは、この辺りですね。
ロケ地:太田酒造迎賓館(旧小寺源吾別邸)(東灘区)
そして、太田酒造迎賓館(旧小寺源吾別邸)…。どこ?? 全く初耳…。小寺源吾氏について調べてみると…。
小寺源吾
日本の実業家。大日本紡績(ニチボー・ユニチカの前身)元社長。旧姓は西松。養家・小寺家共々岐阜県出身。広い本邸は、住吉村。西洋館の別邸(現・太田酒造貴賓館)は、深江文化村と呼ばれた地区にあった。ヴォーリズ設計。
wikipediaより抜粋
あっ! 深江文化村!!
阪神深江駅近くにある「神戸深江生活文化史料館」で、「深江文化村」の存在を知りました。
深江文化村には、ロシア革命で日本に逃れ、さらに1923(大正12)年の関東大震災を受けて関西に移り住んだロシア人が滞在しました。
また深江文化村のすぐ南の海外には明治末期に大阪の医者の別荘として建てられた洋館もあり、1930(昭和5)年、外国人向けのアパートで本格的な西洋料理を出す「文化ハウス」がオープンしました。これらの場所でロシア人だけでなく多くの芸術家が集まり、交流を深めました。
昭和初期、彗星のごとく現れた天才音楽家、貴志康一はこの地でハミイル・ヴェクスラーから指導を受け、指揮者の朝比奈隆の恩師エマニエル・メッテルーらも深江文化村に住んだ。
現在の阪神深江駅よりもさらに南側に、洋館が立ち並んでいた一帯があったようです。
太田酒造迎賓館(旧小寺源吾別邸)も、そういった洋館の一つだったようです。
しかも設計は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ! これは、太田酒造貴賓館を俄然見たくなりました!